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猫背が原因で五十肩に!!






















特にこれという原因がないのに、ある日突然肩に激痛が走り腕が上がらなくなった


・・・このような症状は特に50代の方が多く一度発症すると1~2年近く痛みと


付き合わなくてはならなくなることがあります。


普段何気なく腕を動かしたり高い位置にあるものを取るために腕を上げたり


していますが、実はこの動作、ものすごく複雑な筋肉の運動連鎖が起こって


いるのです。腕を上げるだけでも肩の筋肉だけではなく、首や肩甲骨・背中


などの様々な筋肉がお互いをサポートし合って働いています。本来、お互いに


サポートし合う筋肉ですが、何らかのの要因でサポートできなくなりそれを


積み重ねていくと、いわゆる五十肩・四十肩と呼ばれる症状を発症してしまいます。


今回は筋肉同士のサポートを阻害する要因の1つでもある、猫背が原因の五十肩


について解説します。


猫背が原因で五十肩に!?


一般的に言われるいる猫背になると、なぜ、五十肩になりやすいのか?


という所ですが猫背になると


①肩甲骨を内側からコントロールする筋肉が引っ張られてしまい

 

 筋肉本来の機能が正常に機能しなくなります。腕を上げる時に


 背中の筋肉が動かなくなるので、肩を動かせるための筋肉と肩甲骨


 の運動連鎖が上手くいかなくなります。筋肉が正常に機能していない


 ので、放っておくと、日に日に負担が積み重なり肩関節内で炎症を


 引き起こし五十肩になります。


②巻き肩になり肩関節の運動に関係する筋肉が硬くなってしまいます。


 巻き肩になると、大胸筋や小胸筋などの胸と肩の筋肉が硬くなって


 しまいます。最近ではスマホ巻き肩と呼ばれているのですが


 スマホを使う姿勢が悪く肩が前方向に巻きこまれます。


 日本人のスマホの平均使用時間は、だいたいの人が一日1~3時間


 ほど使っているという調査結果(2017・MMD研究所調べ)


 が出ていてそれだけの時間スマホ操作をしているので姿勢が悪く


 なり肩周辺の筋肉が硬くなりやすいです。スマホをよく操作する方は


 使用時間が短い人と比べると五十肩・四十肩が発症するリスクが


 高くなる可能性があります。便利な機器ですが、それだけ病気の


 可能性もおおいにあるので要注意ですね。


首が前に倒れるため鎖骨による肩関節のコントロールが効きにくく